僕が婚活に目覚めたきっかけ
30代後半で未婚の僕は、数年前、ようやく真剣に婚活しなければと考えるようになりました。
30すぎのときに数年お付き合いした女性がいましたが、その方とは結婚とはなりませんでした。
なぜか、この年齢になってもなお「まだ結婚は早いんじゃないか」と思っていました。
それは、「まだ遊びたい」「なんとなく先送りにしたい」「この女性と結婚して本当に後悔しないか?」という気持ちがあったからだと思います。
向こうは結婚の意思があったようですが、煮え切らない僕に愛想を尽かし、彼女の転勤をきっかけにお別れすることになりました。
数年お付き合いした女性と別れることは悲しかったし喪失感もありましたし、新しい恋愛や彼女を作ることへの意欲はあったものの、結婚に対する焦りは正直ありませんでした。
僕はとりあえず新しい恋愛を探そうとしましたが、20歳頃のように合コンが頻繁にできるわけでなく、かといって婚活パーティーやお見合いは敷居が高く感じていたので、なかなか出会いのチャンスを作れずにいました。
職場に独身女性が数人いましたが、就職したての頃に同僚と恋愛をして痛い目に遭ったことがあるので、職場や取引先の関係者と恋愛することにも抵抗がありました。
そんなあるとき、何気なくFacebookを閲覧しているときに、恋愛マッチングアプリの広告を見つけました。
こうしたアプリはただ怪しいだけで無駄にお金を取られて終わりだろうという先入観があったので、今までは興味も関心もありませんでしたが、その頃は出会いのなさにちょっとしたイライラを感じていた頃だったので、まあ試しに1ヶ月だけやってみようかという軽い考えになり、登録してみることにしました。
いきなり年齢確認のために免許証の写真をメールで送信するよう指示があり、さっそく辞めようと思いいったん画面を閉じましたが、ここで辞めたら何にもならないと思い直して、登録の手続きを一通り終えました。
自分のプロフィールを作成し、写真を載せました。顔写真の掲載にも抵抗がありましたが、顔写真を載せずに女性に興味をもってもらうことが不可能なことくらいは想像できたので、リスクを感じながらも顔写真を数枚アップしました。
すべての準備が整ったので、さっそく女性のプロフィールを閲覧してみました。
こうして、一時の気の迷いにより、マッチングアプリに出会いを求めるという、今までの僕には考えられないような方法で出会いを求めた僕ですが、
ここで自分の人生が変わってしまうような運命の女性と出会うことになるとは、思ってもいませんでした。
この何気なく始めたアプリにより、僕は人生で初めて心から好きといえる女性に出会うことができ、そのおかげで本気の婚活を始めることができました。
その内容については、また後日の記事に掲載します。