003 マッチングアプリでマッチングした相手と食事の約束してみた

一度に3人の方とマッチングした僕は、まずは挨拶のメールを送ってみることにしました。
「初めまして。○○と言います。いいねに応えていただき、ありがとうございました。
 まだこのアプリを初めたばかりで要領がわかっていませんが、▲▲さんと出会えたこの機会を活かしたいと考えています。
 まずはメールのやり取りをさせていただき、仲良くなったらいつか食事にでもご一緒できたら嬉しいなと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。」

 

いや、重いな。。。

 

初めは堅い挨拶が無難なのか、フランクにすればいいのか、少し迷いました。
いきなりタメ口とか相手に踏み込み過ぎなのはダメだろうけど、ビジネスのような文章を送ってもつまんないだろうなと思えるし。
まあ、結局は相手の捉え方次第なので、ここであれこれ考えても仕方ないだろうなって思えました。
であれば、僕は元々軽い感じで物事を捉えるタイプなので、それなら軽いタッチでいいかな、と思い、軽い感じでメッセージしました。
「初めまして。マッチングありがとうございました。
 ○○と言います。よろしくお願いします。」

 

まずは同じ内容で3人に送ってみました。
1人はすぐに返事を返してくれました。
LINEと同じ要領なので、使い勝手はすごく良い感じです。
僕もまた返事を返し、そこから徐々にやり取りが始まって行きました。

 

問題は、他の2人です。
1人は、翌日になってようやく返信がありました。
返信があったと言っても、「こちらこそよろしくです。」というたった1行の、あんまりやる気がないような感じでした。それにまた返信してみましたが、今度はもう返信は返ってきませんでした。
もう1人は、結局最初の挨拶メールへの返信がありませんでした。
最初から無視されるのは悲しいものだけど、まあ、これくらいの事態はある程度想定の範囲内でもありました。
合コンしたときも、ひとまず連絡先は交換したものの、結局既読スルー、未読スルーになる場合はたくさん経験してきたし、マッチングアプリとなればどこの誰かもわからないから、スルーとかブロックへの抵抗感や罪悪感なんてほとんどないだろうなと想像できます。
なので、反応がない相手に対しては、気にしないことにしました。
もしこれが1人としかマッチングしていなくて、その1人から無視されたら面白くなかっただろうなと思いますが、ひとまず1人とメッセージ交換できているので、とりあえずは良しとしました。

 

マッチングした女性は美恵子さんという2歳年下の方で、よく聞くと、県境に住んでいて、ギリギリ隣県に住んでいるとのことでした。
正直、プロフィール詐称かよと思いつつ、同じ市じゃない時点でもはやどっちでもいい気がして、気にしないことにしました。僕は、その辺はいい意味で大雑把です。
美恵子さんは、一度OLとして活躍してされていましたが、どうしても看護師になりたいと一念発起し、30歳を過ぎてから看護師の大学に入学し、現在卒業年次ということでした。同級生はみな10歳くらい年下の中でもトップクラスの成績を収めているって話をしていました。頑張っているなぁとすごく感心しました。
現場実習とか週報が大変とか、クラスメートの恋愛話とかを毎日メールで教えてくれました。

 

メッセージですごく仲良くなっていたので、思い切って食事に行きませんかと提案してみました。ネットで知り合った人と会うのは、恋愛では初めてです。(ずっと以前、mixiで同性と合ったりオフ会に参加したりしたことはあります)
マッチングして、10日くらい経ってからのお誘いです。
最初、断られるかなって不安だったけど、2つ返事でオッケーをもらいました。
居住地域が違うので、僕が美恵子さんの街に出向き、ランチすることにしました。

何だか、とんとん拍子に話が進んでしまいました。

 

怖いのは当日のドタキャンです。
こればっかりは相手を信用するしかないですね。

 

それと、ないとは思うんですが、別の可能性も想像していました。
もしかしたら美恵子さんがサクラで、行ったら悪い男たちに取り囲まれて、「俺の女に手を出した」とか因縁つけられて、お金を取られるとか。
ま、考え過ぎかなと思ったし、僕の個人情報なんて知られていないのだから、その場さえ振り切ってしまえば逃げ切れるからいいだろうと軽く考えました。
今回は他人の街だから知り合いに会うリスクもないし、何かあったら大騒ぎして周囲の注目を集めて、あとは走って逃げようと思いました。
ちなみに僕は、運動神経は別に良くないけど、なぜか足の速さとスタミナだけは抜群にあります。
自分に一つ武器があるだけで、こんなにも心強く感じるのだなと、恋愛の進展とはまったく関係ないところで満足感を得つつ、当日を迎えることにしました。

 

美恵子さんとお会いした内容は、次の記事で記載します。

002 恋愛マッチングアプリを始めてみた

軽いはずみで恋愛マッチングアプリを始めた僕ですが、要領がよくわかっていません。
とりあえず、女性会員さんを閲覧してみることにしました。

 

検索条件を絞り込めるみたいなので、年齢は適当に27歳から37歳、住んでいる地域は同じ県に限定しました。
この他、『未婚』『子供なし』『非喫煙』の条件だけ設定しました。
他にも『身長』『体型』『血液型』など、多くの項目で限定検索できるようでした。

 

検索してみると、登録している女性がすごく多いことに驚きました。
顔写真を載せていない人もチラホラいましたが、顔写真を載せているが多く、しかも「かわいいな」と思える人がたくさんいたのでびっくりです。
僕は、知り合いに見つかるのが恥ずかしいと思って自分の顔写真を載せることに抵抗を感じていましたが、女性側が写真を載せているのであれば、こっちも載せなければ、と思い、すぐに自分の顔写真をアップロードしました。
とはいえ、普段からなかなか写真を撮る習慣がないため、自分をアピールできる写真がなかなかありません。
結局、過去にフェイスブックに掲載したことがある写真の中から、趣味のサイクリングで遠出したときの写真と、同じく趣味のソフトボールでバットを構えている写真を選ぶことにしました。顔はわかるようなわからないような、微妙な映り加減でした。

 

ちなみに、このアプリの利用方法は、いいなと思った女性に対して僕が『いいね』を送り、相手がそれに対して『ありがとう』と応えてくれたらマッチングが成立し、メールのやり取りが可能になるというシステムでした。
こちらがどんなに『いいね』を送っても、相手がそれに応じなければ何も始まりません。
そして、『いいね』できる数にも限りがあるようです。
僕は、自分とよりマッチングしそうな方を選んで『いいね』を送る必要があるなと感じたので、相手のプロフィールを見て、僕に関心をもってくれそうな方を探してみることにしました。

 

さっそく、良さそうなお相手を発見しました。
僕より少し年下で、僕と同じ土日休み。そして趣味が『旅行、読書、身体を動かすこと』と僕とピッタリ一致しています。
自己紹介の文章を見ても魅力的で、何より写真の印象がとても素敵な方でした。
これだけ色んな項目で一致しているのだから、相性も良さそうだし、きっと僕にも好意を抱いてくれる可能性が高いに違いないと期待しながら、『いいね』を押しました。
『いいね』を押すのは、『好きです』と言っているようなものだな、と思い、とてもドキドキしました。
2股をかけるのは嫌だなと思って、この段階で他の女性を探すのはいったん止めることにしました。

 

ところが、その方が『ありがとう』と応える様子はありませんでした。
1日だけ待ってみようと思って待っていましたが、やはり『ありがとう』と応える気はないようです。
足跡機能を見ると僕に足跡がついていたので、僕の『いいね』には気づいているはずだし、僕のプロフィールも閲覧している様子でしたが、そのうえでダメだったんだなとわかりました。
考えてみたら、単に趣味や生活スタイルが一致しているからと言って、それがすぐ恋愛に結びつくわけではないよなぁ、と今さらながら当たり前のことに気づきました。

 

そこで考え方を変えた僕は、趣味や休日や年齢が少しくらい違っていてもそこは気にせず、あくまで自分が恋愛対象として好きだと思えそうな方に『いいね』を送る方針に変えました。
いくら相性が良さそうだと自分が思っても、マッチングは相手次第なのだから、それなら自分が心からマッチングしたいと思える人にアタックする方が航海がないと思えたからです。
それでまったくマッチングせず、『いいね』を使い果たして総玉砕したとしたら、そこが僕の限界だと諦めようと思いました。

 

そうして、『自己紹介文』『プロフィール写真』のイメージ重視で、『この女性のことをもっと知りたいな』と思えた何人かの方に『いいね』を送ってみました。
たぶん5~10人くらい送ったと思います。そうすると、立て続けに3人の方が『ありがとう』と応えてくれました。
もう、めちゃめちゃ嬉しかったです。
まだスタート地点に立っだだけで何も始まっていないのですが、やり取りさえできるようになれば、自分の魅力は相手に伝えられるという自信がなぜかありました。
ともかく、マッチングした3人とアプリ内でメールのやり取りができるようになったので、まずはマッチングのお礼を送ってみることにしました。
最初が肝心です。
あまり重くならないように、軽めの感じでメッセージを送ってみました。

 

続きは後日アップします。

僕が婚活に目覚めたきっかけ

30代後半で未婚の僕は、数年前、ようやく真剣に婚活しなければと考えるようになりました。

 

30すぎのときに数年お付き合いした女性がいましたが、その方とは結婚とはなりませんでした。

なぜか、この年齢になってもなお「まだ結婚は早いんじゃないか」と思っていました。

それは、「まだ遊びたい」「なんとなく先送りにしたい」「この女性と結婚して本当に後悔しないか?」という気持ちがあったからだと思います。

向こうは結婚の意思があったようですが、煮え切らない僕に愛想を尽かし、彼女の転勤をきっかけにお別れすることになりました。

 

数年お付き合いした女性と別れることは悲しかったし喪失感もありましたし、新しい恋愛や彼女を作ることへの意欲はあったものの、結婚に対する焦りは正直ありませんでした。

僕はとりあえず新しい恋愛を探そうとしましたが、20歳頃のように合コンが頻繁にできるわけでなく、かといって婚活パーティーやお見合いは敷居が高く感じていたので、なかなか出会いのチャンスを作れずにいました。

職場に独身女性が数人いましたが、就職したての頃に同僚と恋愛をして痛い目に遭ったことがあるので、職場や取引先の関係者と恋愛することにも抵抗がありました。

 

そんなあるとき、何気なくFacebookを閲覧しているときに、恋愛マッチングアプリの広告を見つけました。

こうしたアプリはただ怪しいだけで無駄にお金を取られて終わりだろうという先入観があったので、今までは興味も関心もありませんでしたが、その頃は出会いのなさにちょっとしたイライラを感じていた頃だったので、まあ試しに1ヶ月だけやってみようかという軽い考えになり、登録してみることにしました。

いきなり年齢確認のために免許証の写真をメールで送信するよう指示があり、さっそく辞めようと思いいったん画面を閉じましたが、ここで辞めたら何にもならないと思い直して、登録の手続きを一通り終えました。

自分のプロフィールを作成し、写真を載せました。顔写真の掲載にも抵抗がありましたが、顔写真を載せずに女性に興味をもってもらうことが不可能なことくらいは想像できたので、リスクを感じながらも顔写真を数枚アップしました。

すべての準備が整ったので、さっそく女性のプロフィールを閲覧してみました。

 

 

こうして、一時の気の迷いにより、マッチングアプリに出会いを求めるという、今までの僕には考えられないような方法で出会いを求めた僕ですが、

ここで自分の人生が変わってしまうような運命の女性と出会うことになるとは、思ってもいませんでした。

この何気なく始めたアプリにより、僕は人生で初めて心から好きといえる女性に出会うことができ、そのおかげで本気の婚活を始めることができました。

 

その内容については、また後日の記事に掲載します。